翻訳と辞書
Words near each other
・ 要町通
・ 要町通り
・ 要町駅
・ 要略
・ 要目
・ 要石
・ 要石勝右衛門
・ 要確認
・ 要穴
・ 要約
要約 (特許法)
・ 要約、概略
・ 要約書
・ 要約欄
・ 要約筆記
・ 要約筆記奉仕員
・ 要約統計量
・ 要素
・ 要素の錯誤
・ 要素主義


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

要約 (特許法) : ウィキペディア日本語版
要約 (特許法)[ようやく]
特許法において、要約(ようやく、)は、特許出願に必要とされる文書の一つであって、特許出願の明細書請求の範囲および図面の内容の概要をまとめたものである。
== 概要 ==
同じく特許出願に必要とされる文書である明細書、請求の範囲および図面とは異なって、要約は特許権の範囲を定めるときに参照されない。要約は、特許出願または特許を公開する文献(特許文献)を公衆にとって利用しやすいものとするために存在する。
各国の官庁、欧州特許庁世界知的所有権機関などは、特許出願または特許の内容を公報に掲載して公開している。一特許出願または一特許を掲載するページの最初のページ(フロントページ)には、その特許出願または特許の書誌事項(出願番号、出願日、出願人、発明者、特許分類の記号など)とともに、要約(および発明の特徴を最もよく表している図面)が掲載される。したがって、特許文献の利用者は、まずフロントページを見て、その文献の内容の概要を知ることができる。
要約は、明細書、請求の範囲および図面と同様に、特許の出願人が作成して提出する。ただし、要約は出願を受け付けた官庁によって編集されて公報に掲載されることがある。特に、長い要約は、公報フロントページの限られたスペースに掲載するために短縮される。これに対して、明細書、請求の範囲および図面は特許権の範囲を定めるために参照されるため、出願を受け付けた官庁によって改変されることは一切ない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「要約 (特許法)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.